mlwm

参加者

いくつかの場所で、MLWMのコンセプトを説明して参加者募集してみた。一番多かった回答がこれ。 面白そうだけどやろうとは思わない うひいいいいい、そんにゃ殺生にゃあああああ ちょっち特殊だとは思っていたが、こんなに受け入れられないとはなあ。人集まり…

メモ

同じシナリオの枠組みで中身だけ変化させるっつうのは、例えば「水戸黄門」とか「寅さん」であろう。ああ、MLWMを応用すれば、ストーリー主体の「水戸黄門RPG」とか「寅さんRPG」が出来るかも知れないのか……って、全然グッと来ねえええええ。

物語

MLWMで、すげえ違うと思ったのは、物語の展開がルールで決まること。PLはPCをその展開に沿ったロールプレイに専念する。GMはとても非道い主人とか、とてもやさしい絆の演出に専念する。だって、シナリオの展開は分かってるからね。 この、キャラクター動かし…

場面展開

場面の展開は、基本的に3種類しかない。 主人が召使に非道い命令を下す。ここで、召使は従うかもしれないし、抗うかもしれない 主人の命令にしたがって、召使が非道い行為を行う。 召使が絆と〈愛〉をはぐくむ で、場面の要素については、GMとPLが話し合って…

NPC

NPCは、「主人/Master」と「絆/Connection」とそれ以外。「主人」は非道い人。「絆」は、PCたちが愛を感じるような相手。個々のNPCは設定を持つが、能力値は持たない。その代わりなんが、2つの環境変数 恐怖/Fear(どっちかっつうと主人由来) 主人が恐れら…

PC

PCは召使。召使はみな、非人間的特長を備えている。これはあれだ、人外ロールプレイ用の設定だな。 またルール上、PCは以下3つの特性値を持つ。全部心理要素なので、ロールプレイ支援だな。 self-loathing/捨て鉢 自分のことを非人間的にとらえ、人間的に行…

シナリオ

シナリオは、これしか出来ない。 中世ヨーロッパのとある僻地に、邪悪な主人とその召使が住んでいる 邪悪な主人はその野望を満たすため、召使たちにとても非道い命令を与えつづける そんな中でも召使たちは「誰かを愛すること」と「誰かに愛されること」を知…

My Life with Masterについて

Half Meme Pressから出ているTRPG「My Life with Master(以後MLWM)」は凄いと思うので、それについて書く。 俺がMLWMを初めて知ったのは、Green Ronin Publishing「HOBBY GAMES THE 100 BEST」という本。非電源ゲームの凄い人たちが、凄いと思うゲームを紹…

メモ

Czege著「My Life with Master」を読んでみた。これは……なんだろうな。まず、あらゆるシナリオについて、状況は固定される。ご主人様が居て、PCはその下僕であること。ご主人様は必ず狂っており、また邪悪でもあること。そして、PCたちはご主人様に死ぬほど…