2007-12-13 My Life with Masterについて mlwm Half Meme Pressから出ているTRPG「My Life with Master(以後MLWM)」は凄いと思うので、それについて書く。 俺がMLWMを初めて知ったのは、Green Ronin Publishing「HOBBY GAMES THE 100 BEST」という本。非電源ゲームの凄い人たちが、凄いと思うゲームを紹介している。その中、コスティキャンの薦めるのがこのMLWMである。*1 俺が今までやったゲームとMLWMが違うのは、以下のとおり。 シナリオ シナリオの大枠はルールにより規定される。具体的には起承転結の承と転と結 PC PCは能力値として心理特性、言い換えればロールプレイ支援要素しか持たない。 NPC NPCは能力値を持たず、設定と環境変数とで出来ている 場面展開 ゲーム中、個々の場面はゲームマスターとプレイヤーとが相談して決める 物語 キャラクターを場面場面で動かした結果の蓄積として物語が生まれるのでは無く、物語の展開がルールにより与えられるからそれに合わせてキャラクターを動かす *1:ああ、一応MLWMは、友野詳著「バカバカRPGを語る」でも紹介されている。「Reason」の解釈が俺とは違ったり、俺が凄いと思うところは明記して無かったりするので、当面は気にしない方向。