メモ

気になる点をいくつか書いておく。

  • 四季の宮廷/Great Courts
    • チェンジリングたちの自治組織。伝説によれば、暗黒時代のちょっと前くらいに成立した。(45頁)
    • チェンジリングたちは皆、拉致被害者である。それはつまり、安全な生活への欲求が強いということ、唐突に自らの自由が奪われない保障が欲しいということ。四季宮の基本は、妖精に再び略取されない為の何か
  • 春の宮廷
    • 人間界での生活を楽しむ事で、妖精たちの脅威を忘れようとする……って駄目じゃん!いやいやいや、どうやらね、「心から楽しむ者には、人攫いを退ける力がある」らしいよ?(47頁)
    • 妖精に囚われていた時の恐怖を忘れ、新しい人生を謳歌する。それが簡単なことならば、チェンジリングは皆そうするだろう。でも実際は、その目的を追求するだけのために宮廷が存在する。(46頁)つまり、全然簡単じゃないという事。
  • 夏の宮廷
    • 武闘派。力を得て、それを使うのに躊躇わないこと
  • 秋の宮廷
    • 夏が戦士だったら、こっちは魔法使い。【契約/Contract】とか駆使して、妖精を追っ払う。夏よりは、どっちかっつうと回りくどい力の使い方
  • 冬の宮廷
    • 逃げることで身を守る。例えば、いつでも引き払えるような場所に住み、仲間同士の会話では暗号を使い、毎日目立たない生活を心がけるみたいな。
  • 夢素/Glamour
    • 妖精魔法の源であるが、その定義は「強烈な感情」となった。*1(88頁)
    • 真の妖精は自ら〈夢素〉を作り出すことができない(88頁)
    • 〈夢素〉を得る最も一般的な方法は、人間の感情を吸い取ること。*2ただし、感情を「吸い取る」っつうても、吸った相手の感情が納まるわけじゃ無い様子。(89頁)

*1:〈パトス〉みたいだ。

*2:〈パトス〉みたいだ。