メモについて

ミュウと波導の勇者 ルカリオ」(2005)を見た。命題は「相手の気持ちを誤解することはある。機会さえあれば、誤解を解くことが出来る」……くらいか?プロットは、以下のとおり

  1. 昔、ルカリオっつうポケモンが、アーロンっつう奴に封印された。自分が敬愛するアーロンに、封印されたのだ。ルカリオは、自分が捨てられたと思った
  2. 現代に生きる主人公サトシは、主人公なので、ルカリオの封印を解いた。ルカリオは、アーロンに捨てられたことから、人間とポケモンとの信頼は成立しないと思っている。しかし、サトシの態度を知って、その考えを覆す
  3. ルカリオは、アーロンが自分を封印する、本当の理由を知った。ルカリオとアーロンは、自分の生命を犠牲にすれば、なんか蝶・スゲェ事を起こせる能力者である。昔、アーロンは自分の命を犠牲にして、戦争を止めた。アーロンは、ルカリオが自分を慕っているのを、十分に理解している。自分が生命を犠牲にすると知れれば、ルカリオだって同じ運命をたどろうとするだろう。それを防ぐために、アーロンはルカリオを封印した。「ばかげた戦争のために命を落とすのは、自分ひとりで十分だっつうの」*1
  4. 現在発生している困ったことを解決するために、ルカリオが命を落とす。「俺って死なないじゃん!アーロン様と一緒のところへ行くんじゃん!」*2

また、物語上の仕組みである「波導」が、突拍子も無くてよかった。「波導あるよね〜。波導使い居るよね〜」みたいな、適当っぷり。気とか、オーラみたいなもの、だってさ。素敵だ。魔法っぽい能力と、科学技術っぽいギミックの、混在っぷり
また、「命の始まりの木」っつうギミックについて。鉱物っぽい絵なんだけど、生命体です。木の内部には、ポケモンが生息。また、ミュウってポケモンと、命の始まりの木は、共生関係にあるそうで
ああ、それとね、「人語を喋れるポケモンは、楽だな」と思ったよ。演出するのが、さあ。

*1:台詞は不正確だと思う、その1

*2:台詞は不正確だと思う、その2