知らなくてよかったことについて

んんんんん、〔Kyoko Shinsegawa〕は、何っつーか、おかしいよこの娘の設定。漢字が判らないので、適当に新瀬川京子(仮)とする。まず、抱擁されたのは1897年。血親はトレメールのおっさんで、京都に祭儀所を建立すべく東奔西走してた。その最中、漁村の旅館で仲居をしてた京子ちゃん(仮)と遭遇、彼の「死せる心臓に人の感情が蘇る」のであった……って、手前トレアドールかよ!まあ、良いんだけどさあ!
ところが、おっさんは東洋のしきたりがわからないので、ある夜に支那鬼の襲撃をくらって〈血〉激減。やっとの事で旅館に戻った時、おりしも京子ちゃん(仮)が夕食を片付けているところであった。ここで、まあ、狂乱して襲っちまうんだけど、なんと京子ちゃん(仮)が大反撃!トレメールおっさんは”獣”の命じるまま、彼女の身体を引き裂いてお食事中。しかしながら、朦朧とする意識の中で京子ちゃん(仮)は最期の力を振り絞り、手に取った木のさじ*1を、トレメールおっさんの心臓に突き立てた!*2ここで場面が暗転します
京子ちゃん(仮)が気づくと、親父さんが叫んでました。見れば、心臓麻痺中のトレメールおっさんが倒れていて、彼女の顔は怪物の血に塗れているではありませんか。*3あまりの恐怖に京子ちゃん(仮)は、速攻で納屋から農作業用の棒*4を持ってきて、トレメールおっさんの首を叩き落した!*5
おっさんに何かを穢されてしまった京子ちゃん(仮)は、悩んだ末地元の魔道師*6に相談しました。で、魔道師の助言を元に、日本を離れることにしました
京子ちゃん(仮)は船に乗って、一路サンフランシスコに向かいました*7
京子ちゃん(仮)は英語と独語を習得しました。トレメールおっさんの日記*8を読んで、その情報をもとにサンフランシスコのトレメールと接触し、そこに加わりました。*9西洋人の魔術はやりたくなかったので、代わりに鎮守をやることにしました。以上、「CotN」76〜77ページ参照
【結論】日本人血族が出したかっただけ?

*1:おいおい、ホワイトウルフさんよう。いくら日本人が木製の箸を使うからって、木製のスプーンも使っちゃうのかよ。それに……もう、良いや

*2:……もう、良いや

*3:まさか、大量出血で死ぬ瞬間にヴァンパイアを麻痺させて、麻痺したヴァンパイアの體血が偶然彼女の口に入り、それが抱擁とでも言いたいのか?っつーかさあ!っつーかさあ……もう、良いや

*4:原文ではgrain flailであり、フレイルであろう。確かに昔の日本では、穀物を棒で叩き加工していたが、多分鎌の方が良いと思う。彼女がやりたいことをやるためには

*5:《剛力》持ちか?……っつーか、棒で殴っても、それは打撃ダメージであり……ついでに、この娘の〈近接武器〉4でした……もう、良いや

*6:原文ではsorcererとある。まあ、どこの村にだって要るよね、超常存在に詳しい人とかね

*7:当時の日本で、サンフランシスコ行きの船とか、大丈夫なのか?偉い人ならば、知ってるんだろうが

*8:まめな奴

*9:どこまで日記に書いてたんだ、このおっさんは