プレビュー

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敵について
つまるところ、秘密の周波数をお届けするメンバーの目的は真実を出来るだけ多くに知らしめることだ。それによって、全人類に武装するよう呼びかけたいというメンバーもいる。変な動画をうpしたいだけというメンバーもいる。自分たちの正しさを証明したいというメンバーもいる。だが一番最初に来るのは、情報を発信したいという欲求。
だからといって、秘密の周波数が非武装組織かっつうとそうじゃないよ。ほとんどのメンバーは何回かの動画撮影を経て、例え自衛のためにしか使わないとしても、武装すべきだと気付くんだよ。まあそこまではいいとして、中には被写体との戦闘を選択するメンバーもいるんだが、そもそもネットワーク・ゼロのメンバーの多くは猛り狂う変身種族とか飢えた吸血鬼とかと戦って勝てるだけの身体性能を具えていないんだよ。だもんで、大体は他のハンターとつるんで行動するよ。で、同行者に超常存在の居場所を教えたり、その能力の記録動画を渡したりするわけよ。他にはセルにくっついて行動するやつもいるよ、行動の記録をとったり、技術的支援によりビジルをバックアップしたりしてな。
組織について
ネットワーク・ゼロは様様な放送理念と方法論のるつぼだ、が、秘密の周波数の中でもいくつかのグループは発言力あるんだよ。
ほとんどのネットワーク・ゼロの支局では、レコード・キーパーと呼ばれるメンバーが中心になってる。こいつらはジャーナリストよろしく、撮った素材を判断しない。ただ動画を撮影し、それを変更することなく保存する。
アーミー・オブ・トゥルースと呼ばれるグループは、その情報を持ってさらに一歩前進する。要は、何をしてでも無知な大衆に怪物についての真実を広めようとするんよ。啓蒙のためならド派手なスタント混ぜたりとか、流行りネタに便乗したりとか、電波ジャックとか、何でもやるお。アーミーだけあって武闘派メンバーも居るし、ネットワーク内では類を見ない人数の戦闘員を抱えてるよ。
アーミーの対極に位置するのがシークレット・キーパーと呼ばれるグループ。こいつらは陰謀理論家のあつまりで、世界は怪物の手中にあり、ありとあらゆる凶報は怪物が関係していると信じてるんだよ。キーパーはどっちかっつうと怪物の情報が大衆の手には渡らないように動くんだ、だってそんな事したら怪物が以前にもまして存在を隠そうとするからビジルに悪影響だよね。そうやって、キーパーはどんどん情報を溜め込んでる、来るべき情報公開の日に向けて。
地位について
ネットワーク・ゼロの入会方法は完全招待制だよ。ネットにそれっぽい動画をうpしてれば声が掛かるわけよ。で、新規情報を共有しつづけたり、良動画をうpしつづけることで〈地位〉が上がっていくわけよ
●(レベル1)ネットワーク・ゼロのパスワードを持っている。ネットワーク・ゼロのサイトに動画、音声、テキストをうpできる。で、それをメンバーが見たり見なかったりするわけよ。以前から知ってなかったとしたら、ネットワーク・ゼロのメンバーになった短期間の間で、使えるバックドアだのショートカットだのの知識を得ている。メディアに関する〈製作〉あるいは〈表現力〉の専門化を1つ得る(ウェブサイト、フィルム、デジカメ撮影など)