メモ

Adept Press刊「Sorcerer」を読んでいて、ある一節にグッと来たので書いておく。

このルールブックは意図的に君のツールとなるように書いてあるから、重厚な歴史だのかっちょ良いNPCだのメタプロットだのは載っていない。僕に言わせればそういう世界設定本の多くは、ゲームに偽装した小説を売っちまおうとする言い訳であって、結果的にその読者たちから自分自身で世界をつくるチャンスを奪うものだ。
「Sorcerer」63頁