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「没頭」――つまり「真面目な」世界からの逃避――できるという可能性こそが「楽しさ」を生み出す。ゲームが「楽しみ」なのは、我々がゲームをそれ自身において価値があると断じるからである。没頭できるということ自体が成功を示しており、ゲームはその没頭を最大化するようにデザインされる。しかしながら、ゲームに内在する楽しさを認識するということは、「真面目な世界」と全く関連しないわけではない。ただし「真面目な」側面はあくまでも「副産物」であって、それは新規メンバーの勧誘や既存メンバーが同じゲームを遊び続けることには影響しない。
Fine, G. A., Shared Fantasy, The University of Chicago Press, 1983, p.53
カール送別旅行
2月20日から1泊2日でカール送別旅行に行きたいです。場所は……草津あたりかな?5人集まったらその時点で予約を掛けます。1月23日まで待って5人集まらないならば企画倒れ。
http://hpcgi1.nifty.com/zorak/fswiki/wiki.cgi?p=VTES%2DDAY%CD%BD%C4%EA%A1%F5%B5%AD%CF%BF%2F2010%2D1%2D23
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《Malefica》と《Striga》読んでみた。*1弱い微妙
《Malefica》は邪眼の力、相手を呪い、飢饉を引き起こす。《Malefica》はまた狂気を引き寄せ、悪運を授けるという。噂によれば、悪魔崇拝者のマルカヴィアンが悪魔の手を借りてこの力を編み出したという。
- レベル1:Evil Eye
- 相手を判定1回分不幸にする。つまり成功数を削るということ。
- レベル2:Minor Curse
- 「小さき/Minor」という名にふさわしい、微妙な悪運の呪いを相手にかける。まあ「判定結果のうち最高の目を無視する」なので、ダイスプールが少ない奴には大打撃だな。
- レベル3:Psalm of the Damned
- お勧めの一品。不思議な歌を詠唱して、相手のダイスプールを削る。集団にもかけられる。
- レベル4:Barrenness
- 相手に不妊の呪いをかける。中世の、例えば王族とかだったら問題だろうね。ああ、ついでに血族も抱擁できなくなるらしいよ。これがどれくらいの問題かは血族によりけりだな。
- レベル5:Greater Curse
- 強い呪い。判定の難易度が常に+1され、かつ〈容姿〉が0に成る。この【訓え】が使いづらい理由は、判定に〈意志力〉による対抗判定を行い、負けた方が呪いにかかるという点だ。阿呆か!
《Striga》、この【訓え】は欧州の魔女術に由来する。伝承の力を捻じ曲げて、悪しき願いを成就する。
- レベル1:Strix
- 夜風を支配して、噂話を運ばせる。術者は1里(1マイル)先の会話を聞くことができる。おー、魔女っぽい。部屋の中で侍女が独り言を呟くと、その背後には魔女が立っているみたいな演出ができるよ!当然窓は開けっ放しだけどな!
- レベル2:Scobax
- 害虫の群れを召喚する。ただしどれだけ成功しても、相手にダメージを与える効果は無い。しかし、害虫が纏わり付いている相手の行為に難易度+2する。
- レベル3:Masca
- 鳥獣の血を飲むことにより、その姿を変えることができる。ただし変身している間は他の【訓え】が使えない
- レベル4:Hexe
- 1人の対象に呪いをかける……という触れ込みの、単なるダメージ魔法。ああ、一応再生不能ダメージを与えるし、相手の身体は不気味に捩れるそうだよ。
- レベル5:Fractura
- お勧めの一品。自らの體血を体内より染み出させて、血の触手を作り出す。1成功ごとに1本の触手が生える。触手は〈敏捷〉も〈筋力〉も5として扱い、〈筋力〉+2の致死ダメージを与える。
*1:「Dark Ages Companion」109〜111ページ
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「D&D4thがよくわかる本II」を買ったのだが、前作の中身を全く覚えていないことに気付く。そこで「D&D4thがよくわかる本」を読み返し、問題点に気付いた。
D&D4thはタクティカル・コンバットが肝、つまりマスを書いて遊ぶものなのだが、そのマスを書いて遊ぶ部分の楽しさがあんまり伝わってこない。俺よりも賢い人たちが本を書いていながら、一番楽しい部分が伝わってこないのは、俺に向いてないってことだろう。
【結論】
俺には向いていないようなので「D&D4thがよくわかる本」と「D&D4thがよくわかる本II」を捨てることにする